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ゴト現場24時 (2006年9月)

BモノとCモノ

 BモノとCモノ。 業界人であっても意外に知らない人が多い業界内の隠語です。とりあえず説明しておきますと、Bモノとは製造・流通過程や、ホール設置後にいわゆるBロムなどの不正部品を取り付けた不正改造遊技機を指すことが多いのですが、ホールコンピューターの2重あるいは3重キー、遠隔装置を仕掛けた遊技機などを指すこともあります。特にホールがオリジナルで改造したものをハウスモノと呼ぶこともあります。

 これらは遊技機規則で定められた限度を越える射幸性を持たせるため、あるいはホールが出玉を調節したりするためなどに改造されたものですが、いうまでもなく違法。遊技機規制に触れる遊技機の無承認変更となりうる違反で、そうなれば行政処分の量定も「A」の営業許可取り消しとなります。

 対するCモノとは、ゴト師など外部の者によって不正部品を仕掛けられた遊技機のこと。不正部品にはあらかじめ決められた手順でプレーすると大当たりなどを発生させるセット打ち用のプログラムが組み込まれたりしています。

 長々と隠語の説明を続けてきましたが、そんなことなどどうでもよいではないか、こだわる必要はないではないかと思われそうですが、そうはいきません。どちらも遊技機や周辺機器での不正改造ではあっても、BモノとCモノでは決定的な違いがあるからです。仕掛ける人間がBモノであればゴト師といった違いがあるのは当然ですが、そもそも生産される数量がまったく違っていることに重要な意味があります。

 これらは遊技機規則で定められた限度を越える射幸性を持たせるため、あるいはホールが出玉を調節したりするためなどに改造されたものですが、いうまでもなく違法。遊技機規制に触れる遊技機の無承認変更となりうる違反で、そうなれば行政処分の量定も「A」の営業許可取り消しとなります。

 対するCモノとは、ゴト師など外部の者によって不正部品を仕掛けられた遊技機のこと。不正部品にはあらかじめ決められた手順でプレーすると大当たりなどを発生させるセット打ち用のプログラムが組み込まれたりしています。

 長々と隠語の説明を続けてきましたが、そんなことなどどうでもよいではないか、こだわる必要はないではないかと思われそうですが、そうはいきません。どちらも遊技機や周辺機器での不正改造ではあっても、BモノとCモノでは決定的な違いがあるからです。仕掛ける人間がBモノであればゴト師といった違いがあるのは当然ですが、そもそも生産される数量がまったく違っていることに重要な意味があります。

 ゴト師を対象にしたCモノであれば、いくらゴト師が増えたといってもその生産量はたかが知れています。ところが、ホールを対象としたBモノであれば、その数量は飛躍的に増えるはずです。1台、2台といった小台数では大きな効果は見込めないため、ワンボックス、あるいは100台単位などで導入されるからです。ひどい場合には店の遊技機がほとんどBモノであったという例も過去にはありました。そうして不正改造するホールが増えれば増えるほど、不正部品の大量生産が進み、それにつれて不正部品の性能が大きく向上していくことになります。

 そして、最大の間題はBモノがやがてCモノとなってホールに襲いかかる場合があることです。ご承知のように、ホールで発見される裏ロムやぶら下がりなどのゴト部品のルーツは、Bモノで使われた不正部品の再利用であることが少なくありません。つまり、ホールがBモノを使うことで、ゴト機器の性能向上に力を貸す結果となっているともいえるのです。ホールが不正な利益を得るための部品で、ホールが損害をこうむるというのは皮肉なことではないでしょうか。