ホーム > 特集・メディア > 2007年12月

ゴト現場24時 (2007年12月)

パチンコ磁石ゴトとたたきゴト

年を取ると月日の経つのがどんどん早くなります。つい先日、正月を迎えたと思ったらあっという聞に師走。私事で恐縮ですが、今年は4月に妻に先立たれ、10月には日遊協近畿支部でお世話になった福永事務局長が亡くなり、いつになく、寂しさを感じる秋でした。

さて、本題に入りますが、前同取り上げました飛(コイン)持ち込みゴトは相変わらず轄生していて、地方へも飛び火しています。弊社の顧客ホールからも最近誤差玉が多い、という悩みをよく聞きます。

これ以外にパチンコで日立つのは、磁石ゴトと台たたきゴトです。遊パチなどが増える中、以前と比ぺるとホールには羽根物やそれに近い権利物が増えました。これらの遊技機は時間消費型で人気ですが、最大の悩みは磁石やたたきに弱いことです。セルやピアノ線ゴト多く発生していましたが、メーカーの努力で異物を挿人するすはすき間は減ってきています。

しかし、ゴト師はその入りにくくなウた構造を楽しむようにセルを作り、ゴトに挑戦しているようです。実際に最新の人気機種で早くもセルゴトが発生しています。

磁石ゴトの対策は磁石感知器を付けることが最善なのですが、感知聴囲があまり広くないので、取り付け位置が非常に難しいのが難点です。それに遊技を面白くするために、役物に回転体などを加えたタイプは、さらに取り付け位置が難しくなります。この磁石ゴト対策はパチンコ台の持つ永遠のテーマです。

また、台たたきゴトについても対策は感知雛(ショックセンサー)をつけることですが、すでにメーカーが標準で付けている機種もあります。しかし、残念なことに、センサーをすり抜けられてしまうことも多々あります。ちなみに弊社がショックセンサーを取り付ける時には、ゴト師がたたきそうな場所を何回もたたきながら感度調整をしますが、これも最適な位置がなかなか決まりません。特にこの手のゴトの実行者は20代前後の若者が多いのですが、相当訓練していると思われ、実に巧妙にやってきますので、反応しない場合も多くあります。

いずれのゴト行為も周りの関係のない客にとっては非常に不愉快なことですから、ホール内の遊技環境保持という点からも対策は必要です。私はホール現場に15年ほど在籍しましたが、ぞの当時もこの手の行為には手を焼きました。いわゆる一発機があった時代ですので、むしろ今より多かったと思います。私の場合はこまめに巡回して、こういう行為をしている客には再三注意を促し、どうしてもやめない場合はご退場願ったものです。

パチンコはこのほかに、ぶら下がり取り付けによるセット打ちゴトがときどき発生していますが、目新しいところでは、CRエヴァンゲリオンでスタートセンサーラインに、ぶら下がりが取り付けられるという事例が発生していましたが、どうやら体感器系の基板のようです、この機種がハード乱数であることは前々から情報として入っていたのですが、このような不正基板が取り付けられるとは思いませんでした。この機種は他に前々からあったぶらさがりゴトのほかに、メーン基板の不正も発生していますが、現在調査中ですので、詳細は残念ながらまだ好評できません。

今年は年頭から、警察庁主導による「ゴトに強い遊技機作りのための4団体競技(現在5団体)」という会議が進行し、すでに決議文も発表されました。あの通りの遊技機ができればゴトはかなり減ると思われます。また、遊技産業健全化推進機構も立ち上がって突際に行動しています。しかしながらセキュリティに終わりはなく、これでよいと思ったら負けです。

最後に、来年(こそ)は読者の皆さんにとって、本当によい年となりますように、心からお祈り申し上げ、本年の結びといたします。