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新・ゴトと闘う (6月9日号)

「いま、直撃ゴトは?」

最近は「大当たり直撃ゴト」の話題があまり聞かれなくなってきましたが、しかし、電磁波によるゴト行為は「大当たり直撃」だけないことは、皆さんもよくご存知の通りです。

現在、電磁波ゴトで使う発射機は、

  • A. 昨年までのタイプ
  • B. 直撃ゴト用タイプ
  • C. Bの直撃装置を外したタイプ

などが出回っていますが、その主戦場は完全に「甘デジコーナー」になっています。
厳重に注意してください。

「甘デジコーナー」は電磁波ゴトに限らず、ゴト師にとってリスクが少ないコーナーなのですが、今回は電磁波ゴトに絞りその理由を以下に箇条書きしました。再認識してしっかりと守ってください。

  • 1.交換比率が魅力的
    ・甘デジコーナーといえども4円交換であり、ゴト師にとって非常においしい。
  • 2.無警戒
    ・1円コーナーや甘デジコーナーへはゴト師が来ない、と思っているのはないかと思うほど警戒が甘く、スタッフの巡回回数も極端に少ない
  • 3.対策部品がノー設置
    ・8割以上のホールが電波(電磁波)感知器を設置していない。
  • 4.同じホールでのゴト行為が可能
    ・2.や3.の理由から発見されにくいため、何回でもゴトができる。
  • 5.ゴト手口が地味
    大当たり直撃ゴトはかなり目立つが、から回し等のゴト手口はあまり目立たない。
  • 6.発射機が安価でシンプル
    使用する発射機は大当たり直撃用の機能は必要ないため、器具もシンプルで価格も比較的安価。
  • 7.2タイプの発射機が使用可能
    発射機は、@玉の入賞中に発射する以前のタイプと、A直回しができるタイプのゴト器具が使われている。
  • 8.アンテナのべた付けが不要
    アンテナをガラス面いっぱいに近づける必要がなく、ズボン等のポケットから発射しても(センサーを)反応させることができる。
  • 9.特賞確率が甘い
    特賞確率が80〜100分の1ほどであるため、何回か直回しをすれば必然的に大当たりがかかる。
  • 10.小ラウンド特賞時に電磁波を発射しフルラウンド分の出玉獲得
    2ラウンドや3ラウンド特賞が常時かかるため、そのときに電磁波を発射し、15ラウンド分の出玉を獲得する。(ホールコンデータでは判別不能)
  • 11.グループ人数の少数化が可能
    直撃ゴトの場合は、昨年末に初発生したときのように少なくても5〜6名のグループで来店しているが、甘デジでのゴト行為の場合は、少人数(通常2〜3人、単独での犯行もある)でも実行できる。

次に、この甘デジコーナーにおけるゴト行為の実行は、

  • 1.既に多く稼働している台を狙う
    稼動の多い台を選ぶことで(発射機を)使った時間をわかりにくくできる。
  • 2.長時間、同じ台で遊技しない
    1台で多くの出玉を獲得することなく、分散して目立たなくする。
  • 3.アウト詰まりなどの許容範囲を予め調査
    アウト数がないのに賞球だけが多い場合、コンピューターによっては細かく異常発報できるものと、営業終了時しか判明しない等があり、それらを前もって調査する。

等々ですが、ゴト師側のメリットが想像以上にあることをぜひとも理解してください。

 

■南光国昭■
パチンコパチスロ産業界で、数少ないゴト対策の専門家として多方面で活躍している。株式会社コスモローム研究所相談役、日遊協近畿支部セキュリティー部会顧問、日遊協不正対策勉強会講師。